夏休み1日目
今日から夏休みの日記をつけることにした。
まず普段は「.,」を使っているが、ここでは練習として「。、」を使うことにする。 また、本文は基本的に箇条書きで進めると思う。面倒なので。
この日記を書くモチベーションは、院試後で比較的余裕があるこの時期を無為に過ごすのを回避すること、そしてタイピング速度の維持と備忘録といったところか。 どれぐらい続くかは分からないが、とりあえず今日を1日目として始めようと思う。
で、今日やったことを書く前にこれまで2〜3日ほどあったわけだが、その間にやったことを列挙しよう。
- 推理小説の積読解消
- 院試の面接当日から順に『がん消滅の罠 完全寛解の謎』(岩本一麻)、『ローマ帽子の謎』(エラリー・クィーン)、『まほり』(高田大介)。
- 気分転換としてはなかなかよかった。以降ネタバレにギリギリならないレベルで雑に書評。この中で一番面白かったのは3つ目だが、人を選ぶところがありそうなのが難点。
- 1つ目。「このミステリーがすごい!」大賞受賞作ということだが、医師と仲の良くて頭の切れる毒舌キャラという組み合わせからして数年前の同大賞受賞作がチラついて仕方がなかった。まあそれはともかく大賞受賞作だけあってどんでん返しも多く、面白く読めた。欠点を挙げるとすればおそらく字数の都合なのだが、最後にいろいろな展開が詰め込まれすぎているということである。まあこれはプロの作家でもたまにあるので、次回作以降で解消していくのだろうか……。
- 2つ目。エラリー・クィーンは古典ミステリとして説明不要と言えるくらいの存在だが、その国名シリーズの第1作に位置づけられるのがこの『ローマ帽子の謎』である。国名シリーズの発行順は作中の時系列に沿っていないので注意が必要。これ以後の作品である『ギリシヤ棺の謎』や『エジプト十字架の謎』には流石にインパクトでは劣るが,タイトルが作中のキーになっているという点では「なるほど」と思わせてくれる。ただ、読者に与えられた条件だと犯人を一意的に特定するにはなかなかつらいと思うのだが……。
- 3つ目。作者は『図書館の魔女』でメフィスト賞を受賞した人物である。確かこれと同じサーガを共有する『烏の伝言』に続いて3作目。先の2作品の世界は完全に別の世界を舞台として展開される物語なのだが,この作品はこの世界、それも現代を舞台としている。ただし、山奥が主要な舞台であり、ホラー要素も入ってくる、創作の神社等宗教的要素が出てきたりと前作品の要素をいくつか踏襲しているところも注目するべきだろう。しかし中でも一番大きいのは、前2作品は言語学の果たす役割が大きかったのに対して今作は史学の役割が大きいことである(言語学もとい音韻論も少し出てくる).史学に対する立ち位置を登場人物の口を介して語らせているという点で非常に興味深いものがある。ちなみに主人公は社会学を専攻する予定の大学生であり、さらに作者は比較文法を専門とする研究者であるということも踏まえるとより味わい深いだろう。
- 学術書の積読解消。
- サのタスク
- といってもメールを書くだけなのだが、いろいろあって先延ばしにしていた
- がしかし、重大な変更が勃発して結果的に先延ばしにして無問題になってしまった。
- まあそういうことはよくある。
- バのタスク
- やらないだけなら給料が入ってこないだけで済むのだが、今月は 30 日までしか労働できないらしいのでやるとこやりたい。
- 本郷にて本の貸し出し。
- 進捗があれば明日以後ここに書く。
- 今日は本郷にて上記を済ませた後にカレー屋。ビサールというところ。
- 相変わらずナンが大きいのはいいのだが、大きすぎるのが困り物。おかわり(無料)も難しい。
- 辛さは中辛かその1つ上がいい感じ。